仲村さんは生き別れの姉かもしれない
今日は仕事帰りに「トクサツガガガ」第3巻を購入してきました。
このマンガ大好きなんですよ。1巻の発売直後というタイミングにWebで1話試し読みをして、こんなに(良い意味でも悪い意味でも)心揺さぶられるマンガ久しぶりだ!って衝動のまま本屋へダッシュからの即購入。
隠れ特撮オタクであるOLの仲村さん(26)の日常を描いた作品で、1・2巻共に特オタ大共感の嵐だったんですが3巻もこれまたすごい。
ここからネタバレ感想あります。
今回一番わたしの「ソレあるある~~~!!」を打ち抜いたエピソードは特撮番組の劇場版に関するお話。
特撮モノは夏休みや年末に劇場版をやるのが毎年恒例。
本当なら公開初日に観にいきたいところだけど、たいてい公開日は休日なのでその日の劇場は親子で満員に。
そんなところにいい年した女が一人で混ざるのはキツイ。想像以上にキツイ。
じゃあ仕事終わりの人が少ない時間帯に~なんてのも難しい。なぜなら子供向け映画は上映時間が早いうえに、一週間おきに変わるスケジュールで遅い時間はますます少なく…。
なんだこれは?丹羽先生は私の心が読めるのか?行動を監視されているのか?
と思っちゃうぐらいにはシンクロしている私と仲村さん。
そうなの、そうなんですよぉ!ダンダンッ!!(オタクは昂るとすぐ机を叩く)
公開初日に行こうもんならファミリーの群れに恐縮してしまうんですよ…
余談ですがそれと同じくらい行きにくいのが、劇場にヒーローが遊びに来る日。
私がよく行く劇場では、実際の現行ヒーローに映画館で会えるクイズ大会が開催されるんですね。
その回のチケットは当然事前予約のみ、当日はそれはもう熱狂的なお子様たち(と親御さん)が集まるわけです。
ああ、親御さんの目が痛い…とか、もしかしたら私のせいで来れなかった子供が一人いたのかな…とか考えちゃうとなかなか心から楽しめないんです、だったらチケット取るなよって感じですが。
話が逸れました。映画を見た直後に吉田さん(仲村さんの特オタ仲間)から「今から会えませんか」と今どき出会い系でも使わなそうな誘い文句の電話がかかってきます。
仲村さんは言われるがまま吉田さんに連れられ駆け足で駅の立ち食いそば屋へ…
何かと思えばわざわざ仲村さんに映画の感想を聞くために出てきたとのこと。
どうしてわざわざ、ネットでいくらでも他人の感想なんて読めるのに…という仲村さんに対するこの時の吉田さんの言葉にまた机を叩きました(オタクは昂るとすぐ机を叩く)
ネットで何万字読んでも、今ここで生の感想を言いたいし聞きたいんです!
これに尽きる!!!!!!!!!!!!
そうなんですよ!いくらブログやTwitterに感想を書き殴ったところでスッキリしない!
生の感想をぶつけ合ってハイパーバトルビデオしたいんです!!!!
もう最悪相手は特撮についての知識とかなくていいからただひたすらに感想をマシンガンのように放ちたい!
口に出すことで気付くこともいっぱいあると思うんです。
着眼点の違う人とあーだこーだ言い合ってちょっとケンカ腰になるのもあり。
あの演出は良かったとか予告にあのヒーロー散々出てたのに実際はチョイ役じゃねえかとかあそこの殺陣はシビれたとか誰と誰の絡みが少なかったとか設定ガバガバなのはまたあの脚本家のせいだとかもっと推しの出番増やしてよとかとにかくもう色々!!!!!喋りたいんです!!!!!!!!!!!
ちょっと熱くなってしまいましたが、コミック読んだ直後の熱量が伝わったでしょうか…。
いつもこんな感じです。ただしキーボード打ってる時は真顔です。
1つのエピソードでこんなにヒートアップできるトクサツガガガ、おすすめです。